プライベート空間において、デジタルアシストやコミュニケーションシステムが欠かせなくなっています。プロフェッショナルな環境において、オフィスの外でも、同様なサポーティングシステムが求められるようになってきています。工作機械メーカーであるUNITED GRINDING Groupは、お客様の作業を容易にするだけでなく、時間とコストを削減するデジタル製品を提供しています。

生産現場で、作業を容易にするには？「機械が停止した時にすぐに助けを求めることができること」が、オペレーターの答えかもしれません。保全担当者は、「今後のメンテナンス作業を全て把握でき重要な点検を見逃さなくなること」と言うかもしれません。製造部部長は、「私が出張中でも、生産に関わる全ての機械の稼働状況を確認できること」かもしれません。

役職により、現代の生産現場に求められるものは様々です。世界有数の工作機械メーカーであるUNITED GRINDING Groupは、多様化する生産現場の作業者の作業をより快適にするデジタルアシスタンスシステムを提供しています。

リモートサービスは、機械が停止した場合などに、簡単に迅速なサポートを提供します。サービスリクエストを申請するだけで、ボタンを押すだけで、弊社のエンジニアに迅速かつ簡単に連絡をとることができます。このサービスリクエストは、スマートフォンと対応するDigital Solutionsアプリ、またはCustomer Cockpitを通じて、お客様から送信することができます。最新のC.O.R.E.テクノロジーを搭載したマシンでは、それがマシン上で可能です。また、C.O.R.E.パネルに内蔵されたカメラを使ってビデオ会議を行うことができます。これにより、サービスサポートが提供する恩恵がさらに大きくなります。また、ホワイトボード機能を使えば、描いた絵を共有したり、写真や文書にメモしたりすることも簡単にできます。こうすることで、Customer Care Teamがリモートでサポートすることができ、時間とコストを削減することができます。

サービスモニターは、機械の稼働時間をもとに、必要なメンテナンス項目をわかりやすく表示し、保全担当者の負担を軽減します。サービスコックピットで、接続された複数の機械のメンテナンス時期を一元に管理・監視・文書化することも可能です。必要なメンテナンス作業のみ表示されます。そのため、無駄な作業を省くことができます。一方で、機械を円滑に動かすために必要な作業も忘れてはいません。そして、この最適なメンテナンスとケアのおかげで、マシンの可用性と稼働時間が向上し、ひいては生産性も向上します。

生産管理者は、プロダクションモニターを使用して、いつでも機械の生産量を監視することができます。稼働および非稼働時間、生産数、ダウンタイムなどの生産ベンチマークがリアルタイムで表示されます。また、最新バージョンでは、世界的な通信規格であるumati UA4MT（Universal Machine Technology Interface for Machine Tools）に対応しています。UNITED GRINDINGグループの機械だけでなく、他メーカーの機械もDigital Solutionアプリによって、いつでもどこでも簡単にプロダクションモニターに統合することができます。その結果、機械の生産と運用における最適化の可能性を見出すことができるのです。

UNITED GRINDING Digital Solutions™製品は、ボローニャで開催されたMECSPE 2023の展示会で紹介され、多くの来場者が関心を寄せました。コロナウイルス感染症の拡大の結果、デジタルアシスタンスシステム全体の重要性が顕著に高まっています。ロックダウン時にお客様と連絡を取り合い、支援を提供するためには、リモートソリューションが唯一の手段でした。この時期、UNITED GRINDINGは全世界で2,500回以上のリモート診断を行いました。また、柔軟な勤務形態や自宅や外出先で仕事をする傾向が、アプリベースのソリューションの需要を後押ししています。デジタルアシスタンスシステムは、既に日々の生産に欠かせないものとなっており、今後もその需要は高まっていくでしょう。UNITED GRINDING Groupは、現行製品の機能性を継続的に拡張し、デジタルソリューションの種類を継続的に増やしています。

詳細はこちらをご覧ください: https://www.grinding.ch/jp/デジタル化/