研削盤が停止してしまいましたか?カスタマーケアチームに連絡する前に行える7つのこと
研削盤が止まってしまった場合、できるだけ早く再稼働させることが重要です。UNITED GRINDINGでは、カスタマーケアチームがお客様の生産性を可能な限り維持するため、トレーニング、メンテナンス、修理、その他のサポートなどで最善を尽くします。
今回は、機械が停止した場合にユーザー自身が行える対処法をいくつかご紹介します。カスタマーケアチームにご連絡いただく前に、これらをお試しいただくことをお勧めします。それにより時間を大幅に節約することができます。
1. 再起動
簡単に思えますが、このシンプルな方法は見過ごされがちで、これが問題を解決することがよくあります。新型のCNC機はWindowsベースなので、再起動することで過負荷がかかったシステムが再び正常に動作するようになることがあります。
2. 制御盤を確認する
ブレーカーが飛んでいることがあります。この問題は、ブレーカーボックスのスイッチを再びオンにすることで、簡単に解決できる場合があります。これで問題が解決すれば、いつもどおり作業を進めることができます!
3. OEM ソフトウェアの確認
機械オペレータが機械のFANUCコントローラを起動しても、OEMソフトウェアが起動しない場合があります。そのようなソフトウェアとしては、例えば当社の開発したTOOL STUDIOで、WALTERの全機種に搭載されています。このOEMソフトウェアは、FANUCコントロールと一緒に起動しないと、一部のアプリケーションが動作せず、制御の全機能を使用することができません。
お使いの機械が比較的古い場合、デスクトップのショートカットがなくなっている場合があります。そのため、FANUCが動作している時には、当社のソフトウェアも動いていることを確認してください。
4. 送り速度オーバーライドスイッチ
送り速度オーバーライドスイッチにより、機械の動作を遅くしたり早くしたりすることができます。スイッチがゼロの位置にあれば、機械も停止します。
5. 非常停止ボタンは一つではありません
機械の大きな非常停止ボタンは誰もが知っています。手パ(ハンドデバイス)には、小さいボタンがいくつもあり、非常停止ボタンもあります。すべての非常停止ボタンが解除されていることを確認してください。
6. 機械に接続されているすべてのシステムの確認
これは、例えばクーラント・システムです。システムは稼働していますか?もしそうでなければ、問題の解決はここにあるのかもしれません。
7. 機械のハウジングに戻る
この最後の点は、WALTER製の機械に関するものです。メンテナンス後、機械ハウジングの減圧ハッチが完全に閉まってなかったということがありました。その結果、マイクロスイッチが動作しなくなります。この問題を解決すれば、機械は通常どおり稼動します。
UNITED GRINDINGのカスタマーケアチームは、どのような状況でもみなさまをサポートします。当社の専門チームは、機械の試運転、トレーニング、サービス、修理、改造、レトロフィットでお客様をサポートします。
当社の担当者がご相談にのります。ぜひお問い合わせください!